制作者(WEBだけでなくDTPも含めて皆んなの)の必需項目

ウィジット&写真素材

MAY 24 , 2015 • by Shin Murakami

ウィジット&写真・イラスト素材について

写真や制作物には著作権があります

WEBやDTPのお仕事をしていると、サイトやランディングページの作成のために、ネットから写真やイラスト、フォントを入手する機会は多いです。 フリー素材も多くあり、本当に便利でありがたい世の中だなー。と思っている訳ですが、どこでも、なんでも簡単にダウンロードできてしまうからこそ、『著作権』という概念が忘れられがちなのも事実です。また、よくあるのが制作している側からすると作品は苦労して生み出した赤子のようなもの。その苦労も知らずに、勝手に流用したり、データだけ貰って、知らん顔して使い放題なんて人も。

著作権は立派な法律なので、「知りませんでした」といっても、罪に問われることもあるので、きちんと理解をしておく必要があります。ただ、ネットで調べても「文章が難しくて結局なんなのか分かりづらいよ」という方もいらっしゃると思うので、今回は簡単に、事例も交えながら改めて著作権についてまとめたいと思います。

フリー画像・イラストを使用する時の注意点

さて、まず著作権とは何ぞや?という話をする前に、フリー画像・フリーイラストを使用する際の注意点について述べておきます。 ネットにはフリー写真・イラスト・アイコン等、無料で利用できる素材がたくさん紹介されています。ただし、場合によっては、著作権を完全に放棄していない場合もあるため、「利用規約」は必ず読み理解した上で使用するようにしましょう。

利用者の声等にイメージ写真として勝手に、サイトのフリー画像の素材を充てた場合は、規約違反となります。

また下記のような場合もNGとされています。
「浮気調査/探偵/アダルト/風俗/性的描写/宗教/麻薬/ストライキ/デモ/反発団体/ドラッグ/ナイトサービス/暴力/人物写真のみ出会い系・婚活などの利用」 ほとんどは、普通に考えてNGな事は頷けますが、“婚活”とかはちょっとうっかりすると使用してしまいそうな気もします。これらは、新聞折込等でも似たような禁止事項になっていますので仕方ないですかね…^^;

フリー画像・イラストで、商用利用、加工はOKでも、細かい利用規約が決まっている場合もあります。むやみに、確認をせずに利用するのは、かなり危険です。『商用フリー・著作権フリー』と記載されているサイトの素材でも、利用規約は確認の上、自己責任が取れる範囲で使用するようにしましょう。また、そういったサイトから買った素材で作成した制作物にも制限があったり、さらにその制作物を制作した人にも著作権は発生します。これは、クリエーター達にとっても気をつける点です。

※ご注意
当社では、完全フリー素材を使用するか、有償のものは使用料を払っています。当社で契約されているクライアント様に限っては、当社が制作している以上問題ありませんが、契約を解約された場合や転売・転載等はその契約の範疇を超えますのでお控えください。また、実際に転載・転売・流用等の際は、支給先より別途請求される場合がありますので予めご了承下さい。

当社の写真等提供元
ウィジェットってなに?

“ウィジェット”とは、ホーム画面上で、ひと目で情報を得られるように小型化されたアプリで、天気や時計、ニュース、バッテリー残量を表示するものが多いです。当社でよく使うのは、ブログなどのSNSをトップページの画面に小窓を作ってそこに表示させること(RSS Facebook Twitter Google Calendar,Instagram,アメブロなど)

著作権って何のためにあるの?

自分の考えや気持ちを作品として表現したものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、著作者に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」と言います。著作権制度は、著作者の努力に報いることで、文化が発展することを目的としています。

著作物にはどんなものがあるの?

著作物とは「自分の考えや気持ちを他人のまねでなく自分で工夫して、言葉や文字、形や色、音楽というかたちで表現したもの」です。それにはさまざまな種類があります。

著作権はどんな権利なの?

著作権は著作者人格権と著作権(財産権)に分けられ、それぞれさまざまな種類の権利があります。

参考サイト

  • みんなのための著作権教室より
  • 公益社団法人著作権情報センターより
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