レスポンシブって…?

MAY 24 , 2015 • by Shin Murakami

スマホの普及は皆さんがよくご存知のところ。このブログでも実際の普及率やiphoneとアンドロイドの比較をしているページもあります。それに伴って、モバイルフレンドリーって聞いたことがる方も多いのでは?これが、実に厄介で、PCの世界から飛び出してスマホの世界を作っちゃってそこでも、熾烈な順位競争が勃発しちゃったんですよね。作り手は大変。だって、見てもらう為にサイト作りしてるのに、見る側の訪問機会を半分失うかもしれないのですから。パンダやペンギンといったアルゴリズムと肩をならべるアルゴリズムです。そんな重要なアルゴリズム、少し、考察してみましょう。

モバイルフレンドリーとは

モバイルフレンドリーとは、2015年4月21日に Google が全世界で実装した アルゴリズム です。モバイルフレンドリーアルゴリズムとも呼ばれます。スマートフォンでの閲覧に適したページの検索順位を引き上げ、適していないページの順位を引き下げる仕組みです。

モバイルフレンドリーにすることで、 ユーザーがスマートフォンでの閲覧がよりスムーズになり、モバイル検索 ユーザーの利便性が高まります。

大きな特徴としては以下の点が挙げられます。

  • ◯Webサイト単位ではなくページ単位
  • ◯スマートフォンでの検索順位のみ適応
  • ◯スマホの検索結果にスマホ対応ラベルが付く
  • ※これまでGoogleは、この「スマホ対応」は検索への影響はないものとしていましたが、今回の発表で検索順位を決める要因となることが決定されました。
    ※日本では2015年4月21日からの導入となりました。

    対応することで、ユーザーとしても運営者としてもメリットの多いモバイルフレンドリーですが、Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかをチェックする必要があります。次はチェック方法をみていきましょう。

    大きな特徴としては以下の点が挙げられます。

    モバイルフレンドリーのチェック項目は全部で4つあります。

  • 1.フォントサイズが小さすぎないか
  • 2.ビューポートが設定されているか
  • 3.タップ要素同士が近すぎないか
  • 4.コンテンツサイズがビューポートに対応しているかどうか
  • ※これまでGoogleは、この「スマホ対応」は検索への影響はないものとしていましたが、今回の発表で検索順位を決める要因となることが決定されました。※日本では2015年4月21日からの導入となりました。

    上記4つに1つでも違反しているページは順位が下がると考えたほうが良いでしょう。モバイルフレンドリーテストというものをグーグルサイト上で行えます。皆さんも一度チェックされた方がいいですよ。

    モバイルフレンドリーテストに合格していなかった場合

    モバイルフレンドリーテストに合格していなくても、焦らずにページをモバイルフレンドリーに対応しクロール及びインデックスが行われれば、順位などは再判定されます。 また、ページ単位で判定されるため、ページ数が多くても優先順位の高いページから対応していくことが出来ます。

    当社のクライアントさんでも、モバイルフレンドリー化しようとすると、古いスマホをご利用の方や、OSやブラウザの更新をされていないクライアントさんは前のに戻してほしいと言われることがあります。そう言われた時はしぶしぶ前のに戻しますが、見る側はヒットしなくなったり、順位が落ちてしまったりという結果につながってしまう傾向があります。サイトをお持ちの方はくれぐれもご注意下さい。ウェブサイト(ホームページ)は決してお店や企業側のためにあるのではなく、見る側(消費者・訪問者)のためにあるということを。

    モバイルフレンドリー対策の総括

    モバイルフレンドリー化することは、自社サイトのメリットだけでなく、ユーザーにもメリットがあります。
    モバイルフレンドリー化していないWebサイトは、スマホで見たときに見づらく離脱率も高くなるはずです。スマホユーザーはどんどん増えています。これをいい機会に自社サイトのモバイルフレンドリー化を進めていきましょう。

    モバイルフレンドリーテストでチェック!

    Googleが無料で公開しているモバイルフレンドリーテストツールを用いると、Webサイトがスマートフォンでの閲覧に適しているかどうかをチェック出来ます。

    Mobile friendly test tool

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