Googleが検索窓に入力された語句の意味を理解

ランクブレイン

2015年初め頃by Shin Murakami

RANKBRAIN(ランクブレイン)
RankBrain とは・・・

2015年頃から導入されているランキングアルゴリズムの1要素で、Google が検索クエリに潜むユーザーインテント(ユーザーが本当に知りたい情報)に対して、機械学習を用いて適切なコンテンツを検索結果に表示させる検索アルゴリズムのことです。

RankBrainの役割

検索ユーザーが検索窓に入力した語句の意味を理解して、その語句にマッチした検索結果(Webページ)を返すことがRankBrainの役割です。
例えば、「アメリカの首都」で検索するとワシントンD.C.と検索結果が出てきます。検索結果の「ワシントンD.C.」という単語には、「アメリカ」という単語も「首都」という言葉も含まれていません。しかし、「アメリカの首都がどこか」ということを学習し、理解しているため、このような検索結果が表示できるのです。

RankBrainとSEO対策

RankBrainは「検索ランキング決定にあたり、三番目に重要なもの」とGoogleが公式発表しています。RankBrainは、検索クエリと関連性の高いWebページを判断して、検索結果に返すための検索アルゴリズムです。なので、検索ユーザーが入力した語句と関連性が高いコンテンツを含むWebページを提供することがSEO対策において重要と考えられます。

検索クエリと関連性の高いコンテンツを提供する

上位に表示されてるサイトは、実際にGoogleに評価されてるWebページであるとともに、RankBrainによって検索クエリと関連性が高いコンテンツ(ユーザーが求めてる情報を含むコンテンツ)として評価されたWebページでもあります。 なので、このようなWebページのタイトルやディスクリプション、コンテンツがどんな内容なのかを把握して、その内容を自分のコンテンツに落とし込んでくことが必要となります。 もちろんそのままコピーせずに独自性を担保したコンテンツ内容にする必要があります。

このように、オリジナル要素を含めながら、検索クエリと関連性の高いコンテンツを提供するようにコンテンツ対策を進めることが、RankBrainを意識したSEO対策を行う上で重要となります。

ユーザーファーストを考慮する

検索ユーザーが何か語句を入力するというアクションがあってこそ機能するのがRankBrainという検索アルゴリズムです。 このように、ユーザーファーストを考慮した検索アルゴリズムがRankBrainです。

基本的にGoogleは、ユーザーの利便性を一番に考慮するサイト(ユーザーファーストのサイト)を評価することを公式に掲げてるので、RankBrainはそれに基づいて組み込まれた検索アルゴリズムであることが読み取れます。 なので、検索ユーザーがより満足するようなコンテンツを有するサイトを提供することがSEO対策を進めるうえでの最重要ポイントとなります。

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