コンテンツの品質が重要なキーワード

クオリティアップデート

(2015年5月7日に実施)by Shin Murakami

Quality Update(クオリティアップデート)
Quality Update とは・・・

クオリティアップデートとは、Googleのアルゴリズム更新のひとつで「コンテンツの品質」に関するアルゴリズム更新です。 2015年5月の初旬に見られた順位変動について、Search Engine Landの質問にGoogleが回答し、この新しいアルゴリズムアップデートのリリースが判明しました。

クオリティアップデートは、アルゴリズム全体に対するアップデートです。
「広告・リンク・複製が多くオリジナル・コンテンツが少ない」「自動リンクプログラムといった検索エンジンを欺く行為」といった、低品質なサイトの評価を下げるものと考えられています。内容的には「パンダアップデート」に似ていますがパンダアップデートがサイトやページ単位の更新に対し、クオリティアップデートはアルゴリズム全体を対象としたアップデート(コア ランキング アルゴリズム)であることが明らかになっています。

対象になるサイトの特徴
  • 広告やバナーがサイトの多くのコンテンツを占め、オリジナルのコンテンツが乏しい
  • 他ページへのリンクばかりで、コンテンツが少ない
  • 重複サイトやコピーサイトなどでオリジナルな内容のコンテンツが乏しい
  • コンテンツの信頼性がない、または低い
  • 自動生成されたサイトや、情報の量が少ない
  • リンクされるような人気のあるコンテンツがない
  • 上記のような低品質なサイトが対象になるようです。

    パンダアップデートとの違い

    両者とも酷似していますが、クオリティアップデートがサイト全体を評価するのに対し、パンダアップデートはコンテンツや記事の1つひとつを評価するものです。

    ただ、全体は個の集まりなので、クオリティアップデートで高い評価を得るサイトはパンダアップデートでも高い評価を得やすく、パンダアップデートで低い評価を得るコンテンツが多いサイトはクオリティアップデートでも低く評価されやすくなります。

    Quality Updateの対策

    クオリティアップデートに対する対策として、コンテンツの品質を高めることが有効です。コンテンツの質は多角的に評価されますが、まずは記事の質を高めることが一番です。

    質の高い記事とは、

    新しい情報が
    盛り込まれている

    正しい情報が
    盛り込まれている

    読みやすい

    まず、最新記事が1カ月以上前のものであれば、新しい記事を作成して掲載しましょう。 ニュースは発信された瞬間に劣化が始まるということを念頭に、記事に最新情報を盛り込んでいきましょう。

    次に、記事の内容を正確に書くことが重要です。

    そして、読みやすさも重要です。読みやすい記事を作成するには、各段落の見出しも重要となります。タイトルと見出しだけで記事の内容が7割くらいわかることが理想です。

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