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Google Search Console(Googleウェブマスターツール)について

MAY 24 , 2015 • by Shin Murakami

Google Search Console(Googleウェブマスターツール)について

ウェブマスターツールとは、Webサイトの検索パフォーマンスをグラフや数値などのデータで把握できるGoogle提供の無料サイト解析ツールです。
もう少し言うと、Webサイトのリンクや流入キーワード、ペナルティなどのSEOにおける重要な指標が把握できるので、上位表示を目指すために欠かせないツールとなります。このウェブマスターツールは、2015年5月20日を境に名称が変更されて「サーチコンソール」に改名されました。なので、例えば「ウェブマスターツール」と検索しても、サーチコンソール(Google Search Console)という新名称で、検索結果にサイトが表示されます。ただ名前が変わっただけなので、基本的な登録方法や主な機能の使い方に遜色はありません。

Googleウェブマスターツール(Google Search Console)にドメインを登録すると、サイトの状態を確認できたり、検索エンジンへのインデックスを早めたりすることができます。
以下設定方法です。

【サイトの所有権を登録する】

1. Googleアカウントにログインし、Search Consoleを開きます。
(もしまだアカウントをお持ちでない場合はアカウントを作成ください。)

2. ログイン後に、"URLプレフィックス"を選び"https://www.yoursite.com"のような形式でURLを追加ください。
ドメインがStrikinglyのサイトにすでに接続されているかお確かめください。または独自ドメインを利用されていない場合には"http://example.strikingly.com”のような .strikingly.comのURLを追加し、続行をクリックください。

知らないと大変!?手動ペナルティとその影響
手動ペナルティとは

Googleは悪質なスパムなどを行っていると判断したサイトに対して、検索順位を著しく下げることがあります。特に、Googleスタッフが目視で確認し、判定して与えるペナルティのことを手動ペナルティと呼びます。
Googleによるペナルティが課せられると検索結果にウェブサイトが表示されなくなったり、最悪な場合はインデックスから消されてしまうこともあります。
ウェブサイトを運営し、集客をしているのなら死活問題になりかねません。
手動ペナルティを受けた場合、サイトを改善し再審査を受けなければ、基本的にペナルティが解除されることはありません。
検索結果に表示されないということは、自然検索経由で集客ができなくなるため早急に対処する必要があります。
では、どのようなサイトが手動ペナルティの対象となるのでしょうか?

対象となるサイト

手動ペナルティは、Googleが公開しているウェブマスター向けガイドラインに違反しているサイトに対して実施されます。
以下のウェブスパムを行っている場合は、手動ペナルティを受ける可能性があります。

クローキング

アクセスしている人によって表示されるHTMLの内容を変えること指します。
特に、検索エンジンがアクセスしてきた場合にだけ、特定のキーワードが多く含まれるHTMLを返すことによって、検索エンジンの評価を高めようとする行為のことをクローキングと呼びます。
例えば、「aaa.com」というwebページがあったとします。ユーザーがこのウェブページを閲覧するとAというコンテンツを見ることができました。しかし、検索エンジンにプログラムされたクローラーが「aaa.com」にアクセスしたら、Bというコンテンツが表示されるのです。こうしたクローキングの行為が発見された場合には、検索エンジンがそのサイトに対してペナルティを科すことがあります。ただし、アクセスしてきた人の所在地によって適切なコンテンツを表示したり、時間帯によって異なるコンテンツを表示するといった、ユーザーにとって有益となる表示の変更はクローキングとみなされないことが多いです。

隠しテキスト

隠しテキストとは、検索エンジンスパムの一種で、ユーザーがブラウザ上でサイトを閲覧した時には表示されず、検索エンジン側のみに影響が出るように隠してあるテキストのことです。
例えば、画像とテキストを重ね合わせて隠しテキストを作っているケースがあります。画像にはサイト内容に合わせたものを表示させ、画像の裏にはサイト内容と全く関係ないキーワードを設置していたりします。

誘導ページ

誘導ページとは、特定のサイトやコンテンツに誘導することだけを目的に作られたページのことです。
Googleはこうしたオリジナル性がなく品質も低いページをウェブスパムとして扱うことがあります。

不自然な外部リンク

金銭や報酬を与え、貼ってもらったリンクや関連性のないリンク集ページからのリンクもペナルティを受ける可能性があります。

SEO対策に役立つGoogleウェブマスターツールの6つの機能

SEO対策に役立つ6つの機能

1.HTMLの改善

この項目は、サイドナビの[検索のデザイン]の下にあり、メタディスクリプション(descriptions)、タイトルタグに問題があるコンテンツの一覧を確認することができます。
SEOの視点から、メタデータやタイトルタグを各ページでユニークにすることは重要なことです。 この項目では、重複するメタデータ、タイトルタグのあるページ、タイトルタグのないページ、長いメタデータのページ等の一覧を取得することができます。 これにより、メタデータやタイトルタグを最適化することに役立ちます。 また、タイトルタグの重複から、サイト内における重複コンテンツの発見にも役立ちます。

2. コンテンツキーワード

この項目は、サイドナビの[Googleインデックス]の下にあり、Googleから見て、何のキーワードがサイト内のコンテンツに多く含まれているか、およびキーワードのバリエーションを確認することができます。さらに、それらのキーワードに対する出現回数や、どのページでそのキーワードが多く含まれているかを確認することができます。 特定のトピック、テーマ、キーワードに関するコンテンツがサイト内にあるかどうかを判断するのに役立ちます。

3. 構造化データ

構造化データを利用すると、検索エンジンにサイトの内容をより詳細に伝えることができます。 この項目はサイドナビの[検索のデザイン]の下にあり、Googleがサイト内で検出することができた構造化データの種類、およびその構造化データがどのページで検出されたか、そのページで構成されている構造化データの具体的な情報等を確認することができます。 ただし、この項目で表示されるのは、ページで見つかったトップレベルのエンティティのみです。 たとえば、ページに schema.org/Event が含まれており、さらにその中に schema.org/Place が含まれている場合、Event のアイテムのみが表示されます。

4. 構造化データマークアップ支援ツール

この項目は、サイドナビの[その他のリソース]を選択すると表示されるツール一覧の中にあります。このツールを使うと、イベント、製品などのデータタイプを指定し、簡単なマウス操作でページをタグ付けすることができます。このツールの利点は、HTMLへのタグの追加のみで、変更の必要がないという点です。

5. サイトマップ

この項目は、サイドナビの[クロール]の下にあり、あなたが作成し追加した(または、Googleが見つけ出した)サイトマップ、及び、送信しインデックス登録されたページ数の統計を確認することができます。 さらに、これらの統計は、ウェブ、動画、画像、ニュース等のコンテンツタイプに分けて確認することもできます。 また、もう1つの大きな特徴としては、「サイトマップをテストできる」という点です。サイトマップのURLを送信すると、Googleがそれをスキャンし、修正が必要なエラーを検出します。

6. URLの削除

この項目は、サイドナビの[Googleインデックス]の下にあり、Googleのインデックスから特定のURLを削除する必要がある場合に使用します。 これは、非常に強力なツールであり、注意して使用する必要があります。リダイレクトとは対照的に、永久にURLを削除したい場合にのみ、このツールを使用してください。 Googleはこの機能に対して、「誤ってクレジットカード番号などの機密情報が特定のページで表示されていた場合」などを例として挙げています。

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